「何も無い家」での支援開始──生活再建への第一歩

某市役所 生活福祉課からの金銭管理依頼で、団地に住むご夫妻のお宅へ訪問しました

ゴミ屋敷は慣れていますが、今回のお宅は《何も無い》

テレビ、洗濯機、天井の電気、他の家電が無く、冷蔵庫とレンジは故障…

全て僅かな金額で売ってしまったようです

お部屋も衛生面では良く無い環境

ボクの経験からするとギャンブル依存が疑われますが、今の段階ではココに触れられません

定期訪問をしてお小遣い制で対応して参ります

ご主人の働く意欲があるので、この気持ちと就労の実現、生活保護からの卒業を目指しながら対応します

人道支援として置き型電気、冷蔵庫、レンジ等々を差入れました…が、蛇口が古くてホースがハマらず…管理会社に聞いてみよう

最近は各市区町村より生活保護費を使い切ってしまう世帯の、金銭管理案件も増加しています

月に原則2回定期訪問して、お小遣いを渡して様子伺い、安否確認、お金が無くなったらフードバンクへ行ってもらうのですが、計画的なお金の使い方をアドバイスしています

高齢者はもとより、未成年者から対応をしています