人生に寄り添い、最期まで──変わらぬ約束

曙会設立当初から担当をしている、90歳代後半の女性です
施設看護師さんや在宅医療担当医から連絡をもらっていて、SPO2(酸素飽和度)が80前後まで低下するものの、ご本人が在宅酸素の鼻カニューレを拒否してしまうとの相談がありました それでも苦しい訴えがない、少々不思議な状況だとのこと
もともととても穏やかで品がある女性ですが、ご自身の意見をしっかり持っている方です
面会に伺うと鼻カニューレをしてくれていました 身体の調子をお聞きしたり色々なお話しをした中、苦しい時は必ず鼻カニューレをするようにお願いしました
パルスオキシメーターでSPO2測定をして、酸素流量を確認すると、2㍑の流量でSPO2は96です
ご本人は《もういつ旅立ってもいいんです》と穏やかに落ち着いて、悟りさえ感じさせる口調で語りました
《会長さん、いつも忙しいのに会いに来てくれてありがとう》と何度も言ってくれました
とにかく苦しまないように過ごせることを祈るばかりです キチンと最後まで担当させていただきます

